ナチュラルケアグループで働く先輩事務長の紹介

医療法人啓至会は訪問歯科、摂食嚥下障害に特化した歯科になります。
法人内には歯科医師、歯科衛生士、歯科医療事務と私のようなマネージャー業務の職員がおります。
私の所属は地域医療連携室になりますので、私の１番の仕事は、地域病院や包括センター、介護施設とのやりとり、地域広報になります。歯科で連携室があることによく驚かれますが、摂食嚥下を専門に診ている当院にとっては、地域の急性期病院や脳神経外科、神経内科、在宅クリニックとのつながりこそが１番大事になります。
私の仕事は、先生方や衛生士さんが連携の場で最善の結果が出せるようにサポートすることと、各連携機関とのパイプを構築することです。
また、法人内では、採用や広報にも力を入れて取り組んでいて、セミナーや交流会で人脈を作ることも大事な仕事の一つです。

仕事柄、初対面の人や目上の方にお会いする機会が多くありますので、お相手に失礼のないような接遇を心掛けています。院内では理事長と今後の方向性などについてよくお話させて頂きますが、理事長に提案される前にプレゼンできるように、常にアンテナをはるようにしています。
また、家に帰れば２児の母でもあるので、ONとOFFを切り替えて仕事中は１００％社会人として、家では１００％優しい母でいられるように努めています（笑）

当法人に入職して３年が経とうとしています。
まず、この職場に入ってよかったことは、自分自身、子供を育てながらにしてこんなに打ち込める仕事に出会えた事です。今までの私の考えだと女性は子供が小さいうちは責任ある仕事や好きでやりたい仕事には就けないと思っていました。
実は私は、ここに入職した時は下の子が産まれて１ヶ月のときでした（笑）
長く一般歯科医院で歯科助手として診療に付きながら院長秘書もこなしていましたので、仕事は大好きで、仕事をしている自分が好きなのもありましたが、どうしても一般歯科医院は２０時近くまで仕事になり、子育てをしながらだとなかなか続けるのは難しかったのが現状でした。そんな時にたまたま見つけた求人で１８時終業の当院に応募し、週１のパートから初めることになりました。
初めての訪問診療に驚くことばかりでしたが、逆に新鮮でどんどん楽しくなりました。そこで出会ったのが今の理事長でした。在宅にかける想いをいつも往診車の中で熱くお話してくれました。先生のお話を聞いているうちにこのクリニックを地域に必要とされるものにしたい！！と思い、色々なセミナーや交流会に出て人脈作りをするようになりました。そんな私を見た理事長が歯科助手だった私を、「営業やってみろ！！でも必ず、医者と歯科を継ぐ営業をしろ！！」と私のやる気を買ってすぐに異動させてくれました。
もう２年前くらいの話です。ここの職場はやる気さえあれば、女性でも管理職になれますし、先輩も沢山います。有給もとれるので子供の行事も１００%参加しています。また、先生方が皆様とてもモチベーションが高くいつも刺激をうけますし、私のような職種を本当に大切にしてくれて、折にふれて感謝を言葉にしてくださいます。必要とされている感が私のやる気につながり、子供たちも働く私を見てママカッコいいと言ってくれます。今後もクリニックが地域に必要とされる存在であるようにサポートし続けたいです。