T.Tさん
キャリア:6年 出身地:大阪府
この仕事に就くきっかけは書店に売られている「資格の本」でした。
当時世間は不景気が続いており、失業中の私は、「今からでも取れる資格はないか?」と「資格の本」のページをめくっていると「ケアマネジャー、月収35万円!」と書かれていました。それ以降、介護福祉士6年、ケアマネジャー6年と福祉業界で12年ほど仕事をさせていただいています(笑)。
そんなきっかけから始めた仕事ですが今ではやりがいのある仕事だと実感しています。
幼少期は祖母と過ごしていたことが多かったことや、ホテル業界や流通業界で接客業をしていたこともあり、福祉の仕事も抵抗なく、それなりに楽しんでここまで続けられたのだと思います。これからもこの仕事を一生の仕事として続けていければと思い、日々悪戦苦闘しております。
自宅での生活に困り事をかかえている高齢者の相談に乗ります。
自宅に訪問しお話しを伺い必要な介護保険サ-ビスの提案や手続きなどの代行や援助を行っていきます。
以前は「これはケアマネジャーの仕事?」と思うことが多々ありましたが、必要な関係機関につなぐことはケアマネジャーの大切な仕事の一つなので、最近では介護保険サ-ビスにこだわらずに色々なサ-ビスの提案ができるようになったと感じています。そして、いい解決方法が見つかったときに「ありがとう!助かりました」と言っていただくことがこの仕事をやっていてよかったと心から感じる瞬間です。
「それはできません!」とすぐに返答しないことです。
ご相談をいただくお客様はいろいろな事情を抱えておられます。
相談内容には無理難題もあり、介護保険制度ではできないことも多々あります。
できない場合には「・・・・・という方法はいかがですか?」と代替え案を提示し常にあきらめない姿勢で取り組むように心がけています。
在宅医療の「スペシャリスト」が身近におり、すぐに相談できること!
ケアマネジャーにとってはとてもありがたいです!
医療のことを何でもすぐに相談でき日々助かっています。
そして研修が多いこと。毎月いろいろなテ-マで研修会を開催していただき、ケアマネジャーにとっても役立つ研修が盛り沢山です。外部からの他職種の参加も多く、医療は勿論、他職種とのつながりもできケアマネジャーの仕事に役立っています!
今はケアマネジャ-は二人で頑張っています。
クリニックの患者様を私がケアマネジャ-として担当しているケ-スもよくあります。そのときは情報共有や相談等をこまめに行い患者様が少しでも安心して自宅での生活ができるように心がけております。特に病院から自宅へ退院する際の支援は、ご本人様、ご家族様はもちろん、病院関係者や在宅サ-ビス事業者との連携が不可欠です。私たちもわたなべクリニックのチ-ムの一員として、ご本人様やご家族様には少しでも退院への不安を軽減できるように丁寧な説明を行っています。
ケアマネジャ-としてのチームは現在二人ですが、近くに頼もしいチームがあることをいつも心強く感じています。
出勤
9:00~17:30
・自宅訪問3件~5件ほど
・書類作成(パソコン入力) ・電話による各機関との連絡調整
・病院のカンファレンス参加や通院の同行、市役所や地域包括支援センタ-へ手続き等のため訪問、その他施設への見学や営業、研修会の参加等。
退社
子供の相手で1日があっという間に過ぎる日々を過ごしていますが、
休日も多く取れるようになりゆっくりと自分の時間をとれるようになりました。