団塊の世代が高齢化を迎えている現在、医療・介護サービス提供を求められる場面が多様化してきております。そのような状況の中で病院・診療所ありきの環境から、より生活の場に密着した中で患者様の身体・心理面の悩みに如何に関わっていくのかが、課題となっております。
職種
医師・訪問診療
キャリア:9年
出身地:兵庫県出身
医師として消化器外科の経験を積ませていただきましたが、父親が開業していることで地域医療の重要性を感じるようになり、かつ患者様の高齢化に医師としてどのように取り組むべきかを徐々に肌身に感じるようになりました。そこで一度病院を離れ訪問診療に身を投じてみたいと考えるようになり、2019年4月よりここで訪問診療に従事することになりました。
主に病状に合わせて内科的アプローチを行っておりますが、病院での患者・家族間の関係と違い、より患者側の事情を鑑みて関係を築いていきつつ居宅・施設で診療を行っていくことで、病院勤務では見えて来なかったことが多々分かるようになり、とても勉強になる日々を送っております。
日々の診療では医師・看護師間の協力はもちろんですが、訪問診療は事務・助手・ドライバー・薬剤師の方々も協力して患者様のサポートを行う姿勢がより重要だと思うようになりました。
診療に関しては、患者様の背景、つまり身体的・社会的・経済的な状況をよく踏まえて、まずは患者様・御家族の訴えを受け止め、一方通行に陥らないような医療的解決策を探っていくように話し合うことを心掛けております。また、施設入居の方々には、施設側の意向も十分に汲んで診療を行うように心掛けております。
このグループに勤務している医師同士の風通しもよく、内科に限らず様々なバックグラウンドを持った医師がおりますので、各々の症例相談も活発に相談しあえる環境が出来ております。
また、夜間待機の輪番は非常勤医師も参加してシステム化しており、勤務負担のかかりにくい環境となってます。
起床
家族と朝食をしっかり食べて、出勤準備。
専属運転手・診療助手と合流
車内で新患者さまの情報の確認を行い、夜間待機者からの申し送りと今日1日のスケジュール確認を行います。
午前診(外来あるいは訪問診療)
午前の施設患者様を診察。訪問診療の場合は診察後は申し送りなど。移動中は必要に応じて患者さんのご家族に連絡や相談、診療情報提供所の記入、カルテ記入などを行います。
昼食
訪問診療を終えて、スタッフとランチ
午後の訪問診療
午後の訪問診療。
帰院・書類業務・ミーティングなど
クリニックに戻り看護師やアシスタントと共に本日の診察の申し送り、報告などを行います。その他の書類仕事なども片づけます。
帰宅
日に応じて医局会や会食などがありますが、無ければ、帰宅。家族と食事をとると一日の疲れも吹き飛びます。
家族にも人気のテリーヌ(^^)
最近は洋食レシピも開発中です。
得意料理は和食。休みの日に家族に振舞って、笑顔をみるのが何よりの癒しです。
休みの日は趣味の料理を
家族に振舞ってます!